研究者になったわけ(5)
2025年5月4日
アメリカで、私は研究を始めてから初めてゆったりとした生活をできたような気がする。朝は8時過ぎには出かけたが、夜は7時頃には帰宅して家族と食事をした。英語はうまくはなかったが、Post先生とは、研究上必要なことは言葉がなく […]
研究者になったわけ(4)
2025年5月4日
1年目の大学院生活が終わる頃、助教授(今の准教授)の先生が他大学の教授として転出されることになり、K先生が助教授に昇進されることになった。あるときS教授から、大学院を中退して助手にならないかとお話を受けた。多分、K先生の […]
研究者になったわけ(3)
2025年5月4日
大学にいる時間は、ほぼK先生と一緒であった。K先生は初歩の実験から教えてくれた。K先生が必要なときはお手伝いし、他の研究者を訪ねるときなどもよく連れて行ってくれた。お昼はいつも一緒に食べながら、本当に何も知らない私に、さ […]
研究者になったわけ(2)
2025年5月3日
慌ただしかったが、歯学部を卒業して大学院生となり、国家試験にも合格したので、歯科医師として活動できることになった。結婚もするので、アルバイトをしながら大学院生の日々が始まった。収入源は、大学院生の奨学金と歯科医師としての […]
研究者になったわけ(1)
2025年5月3日
北海道大学(北大)歯学部を卒業する私は、最終的には歯科医になるものだと思っていた。 しかし、このまま卒業して歯科医を始めるのはなんとなくいやだった。しっかりとした勉強をせずに卒業まで行ったのだから、自分のせいなのだが、も […]
70を越えた研究者(?)の日々
2024年3月24日
65才で大学を定年退職して6年、71才になった。最初の5年は現役時代に残したことの後始末で終わったような気がする。やっと自由な時間を持てた。幸運にも研究室を使わせてくれる現役教授がいて、研究を継続できる。これまた幸運にも […]