研究者のつぶやき
研究者になったわけ(5)

アメリカで、私は研究を始めてから初めてゆったりとした生活をできたような気がする。朝は8時過ぎには出かけたが、夜は7時頃には帰宅して家族と食事をした。英語はうまくはなかったが、Post先生とは、研究上必要なことは言葉がなく […]

続きを読む
研究者のつぶやき
研究者になったわけ(4)

1年目の大学院生活が終わる頃、助教授(今の准教授)の先生が他大学の教授として転出されることになり、K先生が助教授に昇進されることになった。あるときS教授から、大学院を中退して助手にならないかとお話を受けた。多分、K先生の […]

続きを読む
研究者のつぶやき
研究者になったわけ(3)

大学にいる時間は、ほぼK先生と一緒であった。K先生は初歩の実験から教えてくれた。K先生が必要なときはお手伝いし、他の研究者を訪ねるときなどもよく連れて行ってくれた。お昼はいつも一緒に食べながら、本当に何も知らない私に、さ […]

続きを読む
研究者のつぶやき
研究者になったわけ(2)

慌ただしかったが、歯学部を卒業して大学院生となり、国家試験にも合格したので、歯科医師として活動できることになった。結婚もするので、アルバイトをしながら大学院生の日々が始まった。収入源は、大学院生の奨学金と歯科医師としての […]

続きを読む
研究者のつぶやき
研究者になったわけ(1)

北海道大学(北大)歯学部を卒業する私は、最終的には歯科医になるものだと思っていた。 しかし、このまま卒業して歯科医を始めるのはなんとなくいやだった。しっかりとした勉強をせずに卒業まで行ったのだから、自分のせいなのだが、も […]

続きを読む
北大の四季
北大構内の春

大学院生との仕事をしに北海道大学(北大)へ行った。風は冷たいがあちこちで桜をはじめ春の花が咲いていた。獣医学部前の桜、工学部前の桜、医学部前の紅梅とハクモクレン、やっと札幌にも花の季節がやってきた。

続きを読む